26 Seagull S12+CEDAR (12弦ギター)

Seagull S12+CEDAR

 女房とのユニット「ぽんにゃん」で12弦ギターを使いたい曲が出てきたためネットで何本か探し出した。12弦ギターは弦そのものの鳴りに特徴があり、12本も弦があるためボディ構造を丈夫に作らねばならない分、高級品でもさほどの音質差はないであろうということと、使用頻度を考え、何十万もするものはやめて、2002年製でハードケース付き3万円台と非常に安いこれを弾きに行った。

 予想以上に音程が抜群で音も弾きやすさも十分なためこれを購入した。使用頻度が上がれば上位機種も考慮するが、おそらくそれはないであろうと思ってライブなどで使っていたら、2年後にGUILD F-412を弾いてしまい、12弦ギターでも思っていたより音に差があったため委託で手放し、Guildを購入した。

 ロバート・ゴダンが1972年に楽器製作メーカーの下請け会社を設立しフェンダーのネックやボディを手がける。後に自社ギターブランドGodin を設立し、その後、Simon & Patrick、Seagull、Art & Lutherie などの姉妹ブランドを発表している。Seagull はその姉妹ブランドのひとつで、1982年に「リーズナブルな価格で高品質なギター」をコンセプトに誕生した。木材の豊富なカナダで良質の材を使って製作されており、コストパフォーマンスの高いメーカーである。(愛媛県で塩崎氏が開設したブランドのSEAGULLギターとは無関係である)