第2次マイギターブーム

第2次マイギターブーム(2002年~)の幕開け

1973年中学1年生から1978年浪人生までの6年間を第1次マイギターブームとし、この間10本のアコースティックギターが私の手元に来た。半分は出て行ったが、S-Yairiの3本(000カスタム、ドレッドノートYD-304、クラシック)と、ヤマハの2本(FG-700、12弦)の計5本のギターが揃い、翌年合格できた徳島大学の下宿にクラシック以外の4本を持って行き(クラシックは帰省時の練習用)、大学時代は音楽活動に明け暮れることになる。
 その大学時代、生活難ということもあり、ヤマハの2本は友人に譲った。その後社会人になっても28歳までバンド活動は続けた。

 このように中学1年生から社会人バンドを辞めるまで、16年間ずっと音楽活動を続けていた。中学生のときは日本のフォークソング、高校生でポール・サイモンとラグタイムギター、大学ではオリジナル曲主体のヴォーカルデュオ、バンドではキーボードなど。その間アコースティックギター、クラシックギター、エレキギター、サックス、キーボード(シンセサイザー)など様々な楽器を演奏していたが、アコースティックギターは常に手元に置き、ことあるごとに弾いていた。しかし、1988年28歳で大阪転勤のためバンドは解散となり一旦音楽活動を休止する。その後神戸の実家に置いていたS-Yairiのクラシックは壁から吊るしていたため、1995年の阪神大震災で失った。

 1978年から私の第2次マイギターブームが始まる2002年まで、24年間ギターは購入しなかった。残ったS.Yairi YD-304とS.Yairi 000-28タイプカスタムの2本だけを所有し、弾いていた。

 転勤から14年後の2002年、ふとしたきっかけで女房と二人で歌とギターのユニットを組もうという事になり、14年ぶりにギターを本格的に再開した。
 久しぶりに毎日ギターを弾いていると、40歳を超え経済的な余裕も多少はあるため良いギターが無性に欲しくなってきた。ここから怒涛のギタースパイラルが始まっていく… 第2次マイギターブームの開幕である。